こんにちわ、太陽舎@中の人です

えー・・すっかり休みボケしております

とはいえこの暑さで否が応でもリハビリできますので
すぐボケは解消できそうです(゚Д゚;;)

そして先週はお休み中に撮影した仕事の写真を
整理してたのでその中から1つ面白い?事例をご紹介します

白い綿100%のTシャツなんですが
食べ物が飛んで洗っても残っていたので
漂白剤を付けてみたら元の食べこぼしはとれたけど
なんか周りが黄色くなった、という事でした

わかるかな・・?

わかるかな・・?

結構黄ばみ系は写真に写らないのでわかりにくいのですが
中央あたりにうっすら黄色い箇所があります

丸で囲ってみました

丸で囲ってみました

で、白いから漂白剤付けても色抜けの心配ないからやったのに
なんで黄色くなるの?とお客様は不思議なご様子

ここで中の人は1つの可能性に気付いたので
「あの、漂白剤って何使われました?」と聞いたところ
「キッチン泡ハイターふりかけた」というお答えがっ!

と言う事で多分これだ!と言う事で
ブラックライトを当てた所、黄色かった所だけ
見事に黒っぽくなっていました

ブラックライト当てた所

ブラックライト当てた所

この結果からこの黄色い所(黄ばみに見える所)は
汚れやシミが付いている訳ではなく
白いTシャツをより白く見せる為に入っていた蛍光剤が
塩素系の漂白剤を原液で付けた事により
漂白剤が強すぎて蛍光剤が無くなり
その箇所だけが生成りに近くなり黄色く見えていたという訳です

塩素系の漂白剤は強すぎてこういう事故や
生地を傷める事が多いので
衣類には酸素系漂白剤を使いましょう!
ただ、酸素系漂白剤でも強く効き過ぎると
同様の事が起きる可能性もあるので
気を付けて漂白に挑戦してくださいねっ

と言う事でたまには染み抜きのお話でしたっ!

ちなみに、漂白剤の使い方は書き出すと膨大な量になるので
横倉先生監修の本「魔法水でシミが落ちる!」を購入して
勉強される事をお勧めしておきます(´ω`)ノ